ペットと感染症》

『可愛いペットが危険?』

かわいいペット、症状がなくても真菌、細菌、寄生虫による感染症にかかっていることがあります。こんな病気は人にもうつりますから、口移しのエサやりはやめ、手をよく洗う、ペットを清潔にしてあげるなどの注意をして感染を防ぎましょう。

『ペットから人にうつる病気に注意!』

[白  癬]
通常より赤い斑点ができ、輪の中がカサカサした状態になります。同じ大きさの丸い輪が同時にいくつもできるのが特徴。原因はミクロスポラム・キャニスという菌で、この菌が起こす白癬は皮膚の炎症反応が強く、体毛が侵されやすくなります。子ネコが発症することが多く、親ネコになると自然治癒するか、保菌状態になって発病しないことが多いそうです。人にも非常に感染力が強いのが特徴です。

[サルモネラ症]
犬、ネコ、小鳥その他の動物に発症しますが、動物は感染しても多くが無症状です。ペットが感染していることを知らずに口移しでエサをやったりすると人に感染します。サルモネラ菌は人の体内に入ると強い毒作用を分泌しながら分裂するため、食中毒と同じ嘔吐や腹痛、下痢などの症状を起こします。

[トキソプラズマ症]
トキソプラズマは赤血球より小さな寄生虫です。ネコの体内でオオシスト(卵のう子)を増殖させ、これが糞便と共に排出されて飼い主の口から感染します。
オオシストが人の体内に入ると発熱したり全身に発疹が出たり、肺炎や肝炎、髄膜炎のような症状が出たりします。妊娠中の女性は特に感染に注意してください。

[オウム病]
インコやオウムなどの小鳥が感染しているクラジミアに人が感染して肺炎にかかることがあります。これをオウム病と呼んでいます。