ハトとカビ

公園や街中の広場に集まるハト。ハトは平和のシンボルですが、繁殖力が強いハトは人間への害も引き起こしています。
ベランダの洗濯物を汚す、駅舎やビルを汚すなど、原因はハトの糞。糞は環境問題だけでなく、病気を引き起こす元にもなるので気をつけなければなりません。
ハトの糞が乾燥して土ぼこりと共に舞い散り、これを吸い込むと肺に病巣ができるクリプトッコカス症に犯されます。クリプトコッカス症は、クリプトコッカス・ネオフォルマンスというカビ菌が原因で起こる病気で、ハトに限らずその他の鳥類、ネズミの糞の中からこの菌が多く発見されます。
肺がこの菌に犯されると肺クリプトコッカス症を引き起こしますが、多くの場合は無症状のまま自然治癒します。怖いのは体力低下時に重い脳炎や髄膜炎を起こす場合があることです。誰にもこういう病気を引き起こすわけではありませんが、ハトがこのまま増え続けることには問題がありそうです。

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