カビと健康カビと住まいカビ博士の相談室くらしとカビの豆知識カビ博士のおすすめ住まいと健康情報カビ博士の研究室TOP

[身のまわりのカビ菌の特徴]


●変色や汚れに見えても、こんなカビかもしれません●



[クラドスポリウム(クロカビ)]

住宅の内外のいたるところにいる。黒色のカビをみたらほとんどがこのクラドスポリウムと考えて良いほど多い。高温、低温、乾燥にも強い。様々な基材を劣化させたり、アレルギーの原因にもなる。


[ペニシリウム(アオカビ)]

地球上のいたるところに広く分布しており、200種以上の種類がある。色は白、グレー、ピンク、黄緑、グリーン、ブルーとさまざま。有効利用として抗生物質のペニシリンを生産するカビ菌として有名。このカビ菌の中には、マイコトキシン(カビ毒)を生産する恐ろしいカビもいて、肝臓ガン、腎臓ガン、肝硬変などを起こす。


[アスペルギルス(コウジカビ)]

自然界に広く分布しており、色は白、黒、黄などがある。有効利用は古くから醸造に利用され、味噌、醤油を作り、また医薬品(ジアスターゼ)や酵素の製造に利用されている。反面、特に注意しなければならないのは、アフラトキシンという肝ガンを引き起こす強いカビ毒を産生する警戒すべき菌種があること。


[アルテルナリア(ススカビ)]

自然界に広く分布しており、色は黒色。建物の塗装面やビニールクロスからもよく検出される。またプラスティックを好物とし、シャワーカーテン、ホース、ゴム手袋、風呂場のスノコや椅子の裏側によく発生する。またクーラー内部のプラスティック面にも発育し、冷気とともに胞子をまき散らすため、喘息の原因にもなる。


[トリコデルマ(ツチアオカビ)]

低温(5℃〜6℃)でも繁殖するため、発育は適温(28℃)でなくともきわめて早いカビ菌。このため、食品の変質や汚染が早いため注意を要する。繊維質や木材、紙、クロス表面、畳、エアコンや加湿器などから多く検出される。

[フォーマー]

生育の旺盛な黒褐色、黄褐色のカビ菌。土壌、農産物、食品場、乳製品工場、住宅内の水まわりなどからも多く検出される菌。

[オーレオバシディウム(黒色酵母)]

自然界に広く分布し、太陽光線にも乾燥にも強いカビ菌。温地の土壌、汚水のほか、住宅内では風呂場、台所など湿気の多いところに発生し、ぬめりを起こす。また胞子を吸入することにより過敏性肺炎の原因にもなる。

[フザリウム(アカカビ)]

農産物を汚染するカビ菌。しかし、土壌、河川、汚水、空中、室内にも広く分布。色は赤紫、赤ダイダイ、ピンク、黄、褐色、白などだが、赤っぽい色の色素を出すものもあり、俗名アカカビと呼ばれる。角膜真菌症の原因となる菌。

[ムコール(ケカビ)]

水分の多い土壌や河川周辺の植物について生息する。住宅内では風呂場や洗面所、台所の壁からよく検出され、また果実や野菜などにもよく発生する。

[リゾプス(クモノスカビ)]

くものす様に生え、水分の多いところに発生しやすい。低温(10℃以下)でも発育する好冷菌である。室内のほこりの中からもよく検出され、パン、野菜、穀物、果物にも発生する。

Back